ヤマハ2017新型モデルは、このバイクに似ている?
ヤマハでは2017年新型コンセプトモデルとして、T7が発表されました。
このT7は、MT-07の並列二気筒エンジンが搭載されており、そのパワー、その安定感は、オフロードコースでも揺らぐことなく、桁違いであるとして知られています。
そんな新型モデルであるT7。
実は、1980年代のパリ・ダカールラリーでヒーロー的存在として扱われていた、ヤマハ製のラリーマシンのレプリカである、XT660にそっくりであると評判になっています。
かつて世間を賑わせて、ライダー誕生を促進したと言っても過言ではない、XT660。
そんなXT660と同じように、並列二気筒ユニットをあえて搭載した所が、ファンから注目をされている理由と言えるでしょう。
今後の展開次第によりますが、将来的にはアドベンチャーモデルも登場するのではないかと、期待が高まっています。
T7のスペックはダカールラリーにも最適
パリダカールラリーと言えば、険しいコース、アウトロー向きのコースと言われるほど、非常に荒れ狂った大地を滑走するレースです。
下手をすると死者が出るほどの危険なレースと一時期言われているのも、納得のコースと言えるでしょう。
そんなパリダカールラリーにも、今回のT7のスペックは最適なのではないかと言われています。
まずスペックは、最高出力が74ps、本体の重さは180キロという軽さ。
材質は軽量のアルミ製でタンク、カヤバ製のサスペンションという、丈夫でありながら非常に軽量化を意識した素材が利用されています。
そして極めつけは、大型クロススポークホイールという安定感抜群のホイールを採用。
更には、アクラポビッチ性のエキゾーストに、LEDランプまで搭載されているものなので、いつ何時激しいレースを迎えても、大丈夫と言われるほどの対応スペックを兼ね備えています。
街中走行よりもレース向き?
このように、レース向きのハイスペックバイクとして人気の、ヤマハの新型T7。
非常に軽く、安定した走りをすることが出来る、レースにはもってこいのバイクと言えるでしょう。
ですがその分、街中走行、特に初心者にはあまり向かないのではないかと言えます。
その理由は、その軽さと操作方法。
運転慣れしていない人がいつものようにスロットル操作を行うだけで、少しのミスでバイクが暴走してしまう可能性があります。
あくまでレース用として注目されていますが、現段階では公道用としてはあまりお勧めできません。
ですが、今後ヤマハから公道向け、一般向けのT7が発売されるのではないかという噂も出ています。
より乗りやすく、より安定した乗り心地を追求した、ハイスペックバイクを、是非とも楽しみにしておきましょう。