GASGAS(ガスガス)ES700の特徴
1980年代にスペインで生まれたバイクメーカーGASGAS(ガスガス)は、現在ではKTMグループのブランドとしてバイクをラインナップしています。
その中でも特に人気が高いのはオフロード車で、林道や峠道の走行においてはピカ一だと、多くのライダーに定評があります。
ガスガスのバイクオフロード走行するなら、ES700が一押しです。
その理由は、このバイクにはリアフューエルタンクというユニークな装備が搭載しているからです。
リアフューエルタンクについては下記に詳しくスペックをご紹介しますが、リアフューエルタンク以外にもES700にはエンジンパワーを切り替えられるモードチェンジ昨日が搭載されており、凹凸のある路面走行の際にはとても便利です。
リアフューエルタンクのスペック
通常のバイクは、燃料を搭載するフューエルタンクはバイクの前方に配置されることが多く、ハンドルとシートの間位に装備されています。
こうすることによって車体の重心が前方に行き、安定感が増すからです。
しかしオフロード走行においては、必ずしもバイクの重心が前方にあることがメリットとなるわけではありません。
地面に障害物が多い林道や峠道では、バイクのフロンドを軽量化することによってリフティングしながら超えて行かなければいけません。
そこで、ガスガスはこのフューエルタンクをバイクのリア部分に配置したのです。
これによって障害物をよりスムーズに乗り越えやすくなり、倒木などでも無理なく超えられる性能性を確保できます。
このリアフューエルタンクには、他にもメリットがあります。
それは、ライダーの操作性を高く維持できるという点です。
バイク前部が軽量化されることにより、ハンドルから受けるライダーへの負荷を軽減できます。
実際に走行すると、トレイルモデルを運転しているかのような軽さを感じたり、カーブの際には倒れ込むバイクをしっかり支えてバンク角を維持しやすいといったメリットもあります。
またコーナリングの時には、タンクがリアについていることによってタンクが足のポジションを邪魔する心配がありません。
足をすっきりとシュラウドに沿って前方へ出せます。
これも大きなメリットと言えるでしょう。
オフロード走行するならリアフューエルタンクを検討しよう
リアフューエルタンクは、オフロード走行する際にはたくさんのメリットが期待できる便利なスペックです。
しかし、リアフューエルタンクを装備しているバイク機種はまだまだ少なく、現在ではリアフューエルタンクを選ぶならガスガスの一択と言っても過言ではありません。
もしも今後オフロード走行を検討していて、そのためのバイクを選ぶなら、まずはガスガスを試乗してみることをおすすめします。