新色が加わり4色に増えたカラーバリエーション
人気の大型バイクであるホンダNC750Xは、2018年11月22日より大きく装備品をアップデートするとともに新たにカラーバリエーションを増やしてリリースされています。
もともとNC750Xの各シリーズは大型バイクとしての性能が非常に高いということで人気が高く、走行性能と燃費性能の両方をバランスよく併せ持った優秀な車種として評価されてきました。
基本スペックとしては、水冷直列2気筒のコンパクトなPGM-FIを搭載しており745ccの排気量となっています。
特に低回転時のトルク感の安定性が高く、同時に中速~高速になったときの吹き上がりも心地よいものとなっています。
ユーザーからの評価では、400ccクラスの軽快さがありつつ大型としての走行性を同時に持ち合わせているということで、コスパ面の良さもあって中型に乗るくらいならNC750Xに乗ったほうがいいというような感想も聞かれています。
ここ近年のバイクメーカーにとって非常に大きな課題となっている排ガス規制ですが、NC750Xでは2段構造のキャタライザーを導入するとともに、高性能電子制御機器であるPGM-FIを搭載していることから大型としてはかなりハイレベルな環境性能を実現しています。
外観で特徴的なのが独特のマフラー形状で、こちらは排気音のパルス音を調節するために異型断面マフラーを採用していることから来ています。
気になるカラーバリエーションですが、新たに「キャンディープロミネンスレッド」という独特の赤色が追加されています。
従来まであったパールグレアホワイトとマットバリスティックブラックメタリックと比較をすると、より鮮やかに自己主張するバイクとなった印象があります。
2つのタイプから選ぶことができる価格帯
NC750Xでは、スタンダードなタイプに加えてNC750X Dual Clutch Transmissionというタイプの切り替えをすることができるモデルをリリースしています。
通常のNC750Xのメーカー希望小売価格は884520円(税込)、NC750X Dual Clutch Transmissionでは950400円(税込)となっています。
NC750X Dual Clutch Transmissionでは、走行モードを自分で選択できるようになっているのが特徴で、「ATモード」では状況に応じて自動的にシフトアップ・シフトダウンをすることができます。
もう一つの「MTモード」では従来のMTバイクと同じく自分でシフトチェンジをしながら自由に走行をしていくことができるので、あまりシフトチェンジを得意としていないユーザーにとってはかなりありがたいアシストになるのではないかと思います。
さらにATモードの中にも、通常走行用の「Dモード」、スポーツ走行ができる「Sモード」という2つがあります。
これらは手元のスイッチで簡単に変更をすることができるので、完全にバイク任せにするのではなく運転を楽しみながら走行していくことが可能です。