2016年のヤマハ新モデル「FJR1300」

ロングセラーモデルの新タイプ

2001年に欧州向けとして発売されたFJR1300が、新たに2016年モデルとして登場しました。
2016年のヤマハ新モデルFJR1300の魅力は世界各国のライダーを夢中にさせるほどです。
快適な走行性能を誇る秘密をたっぷりとご紹介します。

参考:FJR1300 スペシャルサイト

スポーツ性能を強化

最初に発売されてから15年以上経過されている車種ですが、確実に進化を遂げることで多くのライダーを満足させてくれる性能を発揮しています。
2016年モデルではスポーツ性能を強化することで、更にパワフルで快適な走行を実現しています。

エンジンは水冷DOHC4気筒エンジンで1298ccになります。
高出力を誇る秘密は、軽量の鍛造ピストンや放熱性に優れている直メッキシリンダー、コンパクトな設計を実現しているサイドカムチェーンなど随所にこだわりがあるエンジンに仕上がっていることにあります。
ベテランライダーも大満足できる走行性能を実現してくれるのは、優れたエンジン性能のおかげといえます。

優れた走行性能を引き出してくれるもう一つの秘密が、YCC-Tと呼ばれているヤマハ独自の電子制御スロットルです。
吸気や燃料供給、排気まで一連の流れをバランスよく実現することで効率良く出力特性を引き出すことができるようになっています。
ライダーのアクセル操作を検知することによって最も効率の良いスロットルバルブの開き具合を調整することができ、吸入する空気の量を丁度良く調整してくれます。
ライダーによって操作性は異なるものですが、的確に反応することで誰にでも満足できる走行性能を実現しているのです。

快適な走行を実現するためのトラクション・コントロール・システムやドライブモードを搭載しています。
路面状況やライダーによって異なる好みによって自在にオンオフなどの設定をできるようになっています。
安定した操縦性を実現するための専用タイヤは、サスペンションの設定によって相乗効果が生まれ、走行性能を向上させています。

安全性能にも着目しており、どのような路面状況でもタイヤ本来の性能をしっかり発揮できるようにリニア制御ABSを搭載しています。
ただし、ABSはあくまでも制動するまでの距離を短くするというシステムではないので過信することなく安全に停止できるように走行することを心がけなければいけません。
特にコーナリング中に急ブレーキをかけると危険なので注意しましょう。

ヘッドライトは光軸調整ができるようになっており、ヘッドライトの下にあるアイライン はポジションランプとしてLEDランプになっています。
高級感のある印象を受け、個性的な外観に仕上がっています。
走行している様子を見ると目立つことが間違いないルックスといえるでしょう。