デリバリー業安全運転競技会が開催
2020年11月にデリバリー業安全運転競技会が開催されました。
競技会形式で交通安全に対する意識を向上させ、安全運転の技術をマスターしてもらうことが目的です。
乗務員たちは日ごろの講習会や業務で養ってきた安全運転技術を披露しました。
乗務員の交通ルールの順守や安全運転の技術面の向上は今まで以上に重視されつつあります。
その背景にあるのは、2020年に発生した新型コロナウイルスの感染拡大です。
自粛生活でデリバリー利用者が急増
新型コロナに感染しないためには、できるだけ他人との接触を避けるように言われました。
緊急事態宣言の発令に伴い、不要不急の外出は自粛するように言われるようになりました。
また飲食店には自粛や時短営業が求められることになり、外食するのが難しくなりました。
このため、自宅で手軽に外食を楽しむということでデリバリーの利用者が急増しました。
またテレワークの推進も新型コロナに伴いより強く言われるようになりました。
その結果、在宅業務をする人も割合も多くなってきています。
仕事の合間に食事をするにあたって、デリバリーを利用する人もいて、これも需要の九台に関係していると考えられています。
デリバリードライバーに求められる安全運転意識
デリバリーサービスの利用者が多くなってきたことで、今まで以上に安全に対する高い意識を持つようにドライバーには求められています。
特にその中でも分離帯への衝突事故や右折の対向車に直進するバイクが突っ込む事故などが多くなっていると言われています。
このような事故を回避する意識を持つことが大事です。
またいくら普段から事故に気を付けて安全運転を心がけても、事故を起こすリスクはゼロにはできません。
対向車両の不注意によって、自分が事故に巻き込まれることもありうるからです。
そのような事態に対処するためにもヘルメットを正しく装着する、プロテクターを着用して自分の身を守る意識も大切になってくるでしょう。
企業のイメージアップにもつながる
このような協議会に参加することは、企業にとってもプラスに働くと考えられています。
協議会に参加することで、デリバリースタッフの身の安全にしっかりケアできていることのアピールになるからです。
また協議会に参加したスタッフが優秀な成績を収めることができれば、企業のイメージアップにつなげられるかもしれません。
それだけ安全運転に対する社員教育に力を入れていることがうかがえるからです。
協議会は2020年の段階ですでに17回目を数えています。
しかしコロナ禍によってデリバリーへの注目が高まっている現在、協議会への一般の関心も強まることが予想されています。
これまで以上に安全運転への高い意識を持つことがスタッフには求められています。