ナップスDXはどんなサービス?
多くのビジネスシーンで耳にするようになったDXですが、バイク用品の会派や販売、そして車検を含めたメンテナンスなどバイクに関する総合的なサービスを展開している株式会社ナップスが提案しているのが、ナップスDXという新たなサービスです。
ナップスDXでは、AIを使うことによって商品やパーツの適正価格をリアルタイムに提示することに加え、商品の予測発注も可能にしてくれるビジネスサポートツールです。
ナップス車では、2年ほど前に実現した四国への店舗展開のタイミングに合わせて全国の店舗に導入し、大成功を収めています。
ナップスDXの特徴的サービスとは?
ナップスDXのサービスには、4つの特徴があります。
1つ目は、商品コーナーにタブレットを設置し利用客が簡単に商品検索をしたり、工賃込みの価格を提示することによって意思決定を促進します。
これまで利用客は自身のスマホを使って適合するパーツを検索しなければいけませんでしたし、商品価格には満足でも工賃込みの価格を知って辞退する人もいたのだそうです。
しかしナップスDXのおかげで利用客は素早く欲しい商品やサービスを把握でき、かかる費用のトータルも瞬時にわかるため、他店との大きな差別化となっています。
2つ目の特徴は、ピット待ち時間を短縮できるという点です。
これはリクルート社が開発したAirウェイトというソリューション方法を活用したもので、スマホアプリを使うことによって、来店する前にピットの予約ができるという便利なサービスです。
来店することが事前にわかっている利用客なら、あらかじめ来店前に予約をすれば待ち時間を最小限に抑えられます。
3つ目の特徴は、デジタルサイネージを導入したという点です。
これは特定の商品コーナーでタブレットよりも大きなディスプレーを設置し、動画を使って体感することを目的としています。
そして4つ目の特徴は、物流機能の強化にAIを導入したことです。
上記の通し店舗内の在庫管理をすべてAIが管理することにより、在庫切れが起こる前に予約注文を入れるなど、効率的かつ効果的な発注作業を可能にしてくれます。
これにはディープラーニングと呼ばれる機能を導入することによってより高度な制御が可能となることがすでに分かっており、ナップス社では今後この導入も検討していきます。
時代に合った店舗管理が求められる時代
ナップス社の画期的なナップスDXは、バイクを取り扱う店舗だけでなく、幅広い業界や業種にも活用できる要素が多く取り込まれています。
近年ではネットを活用したECが当たり前となっており、商取引においてもネット購入がメインストリームとなりつつあります。
こうした時代の流れや利便性を敏感に取り入れながらビジネスに生かすことで、より店舗運営や店舗管理を容易にできますし、利用客にとっても高いメリットが期待できそうです。