50周年の節目に移転
アメリカにあるカワサキの本社は、元々カリフォルニアにあるオレンジカウンティに存在していました。
2016年はカワサキが50周年を迎える節目の年でもあることから、本社が移転されることになったそうです。
カワサキモーターコーポレーションの北米の本社は、従来の場所から4マイルほど離れている場所になるようです。
ちなみに4マイルとは約6キロくらいなので、元々の場所からはさほど変わらないことがわかりますが、新しい場所へと変わることで心機一転を図ることができると思われます。
CEOが解説する理由
たったの4マイルしか離れていないような場所へ本社を移転することになったという経緯はカワサキUSAのCEOが理由を述べているようです。
CEOによると、オレンジカウンティで仕事に従事している300人もの従業員が通いやすい場所に立地しているからということです。
新しい場所とはレイクフォレスト市のフットヒルランチの中心にあり、タウンセンターの近くにあるそうです。
利便性の良さを考慮すると確かに利点が多い場所だと言えるでしょう。
もう一つの理由としては、やはり2016年がカワサキにとって節目の年になるからという背景があるようです。
世界に誇る老舗バイクメーカーがたくさん存在していたアメリカに、日本のバイクメーカーが進出した当時は苦労をしたこともあったと思われます。
カワサキのバイクは高品質だと認識されるようになってからはアメリカでも一目置かれる存在になりましたが、無事に50周年を迎えることができるのは感慨深いものがあるでしょう。
カワサキにとって新たな歴史を刻むのに相応しい形として本社の移転を決めたのは良い選択肢だったと言えるでしょう。
元の本社から近い場所を探していた
あえて元の本社から近い場所に移転したのは、カワサキの意向だったそうです。
今回の本社移転に関わった不動産会社の関係者によると、新しい本社の移転先は今までの場所から近い場所を探すことになっていたそうです。
カワサキの要望に合う土地を探した結果、条件に見合った場所を見つけることができたという経緯があるようです。
新たな本社の移転先は20万平方フィートの土地があり、15年間のリース契約が締結されているそうです。
カワサキは今後もアメリカで変わらない支持を得ることができると期待されていることから、今度は100周年を目指して頑張ってもらいたいものです。
無事に100周年を迎えることができた時には、また新しい場所を求めて本社を移転するかもしれませんね。
なお、本社移転については2016年の夏までには全て完了する予定だとされています。
50周年を新しい場所で迎え、更なる飛躍をするきっかけにしてもらいたいです。