日本への導入も期待したいアプリリア「RS457」

RS457の特徴とは?

2023年11月7日に開催されたミラノショーで、アプリリアは新型モデルになるRS457を発表しました。
アプリリアはMotoGPクラスで注目の存在になっていて、RSシリーズはフルカウルスポーツモデルで人気も高いです。
RS457は2024年型の新モデルですが、MotoGSの会場などでも発表しているので、その存在を知っている人も多いかもしれません。

RS457の特徴は、だれもが気軽に本格的なスポーツモデルを堪能できる点にあります。
燃料満タン時でも重量は175kgで、軽快な走りが期待できます。
またトラクションコントロールや3タイプのライディングモード、ライドワイヤーシステムと電子制御も充実しています。
よって、上級者でなくても自分の思い通りの走りができるとして注目を集めているわけです。

RS457のスペックについて紹介

RS457は水冷DOHC2気筒エンジンが搭載されており、排気量は457ccで最大出力は35kWです。
ヨーロッパの免許制度でいうところの、A2にギリギリ該当するクラスのバイクになります。

最大出力が35kWですから、街乗りをする際には十分なエンジンパワーを持っているといっていいでしょう。
また、最大トルクも43.5N・m/6,700rpmあり、それなりに厚みがあるので中低速域の走りも快適でしょう。
ギアボックスは6速リターンを採用しています。

シート高は800mmと少し腰高な感じのバイクなため、標準的な女性の体格だと足着き性に若干問題があるかもしれません。
ブレーキサイズは前後それぞれ110/70ZR17と150/60ZR17です。
日本の導入に関して2024年2月時点では未発表なので今後の導入は不透明ですが、スペック的には日本の道路との相性もなかなか良好と考えられます。
もしかすると、日本でも本格的に販売される可能性もある一台です。

ヨーロッパ仕様車のRS457を見てみると、カラーバリエーションは3種類ラインナップしています。
プリスマチック・ダークトレーシング・ストライプス、オペルセント・ライトの3種類で、それほど大きな違いはありませんが、アプリリアの伝統的なスタイルを基本的には受け継いでいます。

RS457に関するまとめ

RS457は電子制御システムも積極的に導入されているので、バイク初心者でも比較的マスターしやすいマシンに仕上がっているといえます。
軽量でエンジンパワーもそれなりにあるので、街乗りをする中では快適な走りを楽しめるだけのスペックを有しているといえます。
本格派のスポーツバイクを探しているのであれば、一度チェックしておきたいモデルとなっておりです。